ようこそ、うさぎ庵へ。
訪れた皆様のプロフィールとコメントを、あいうえお順で掲載させて頂きます。
大塚洋
79年安部公房スタジオに参加。同年、安部公房スタジオ、アメリカ 5都市公演『イメージの展覧会ー仔象は死んだ』に出演。89年劇団風の街、結成。『小春日和に』『山茶花咲いたか』など全14作 品に出演。98年より青年団に参加。『ソウル市民』『東京ノー ト』『海よりも長い夜』『ソウル市民1919』『上野動物園再々再襲撃』(平成13年読売演劇大賞・優秀作品賞受賞)『冒険王』、青年団プロデュース公演『夏の砂の上』『雲母坂』(作:松田正隆/演出:平田オリザ)『山羊ーシルビアってだれ?』(作:エ ドワード・オールビー/演出バリー・ホール)等数多くの作品に出演。03年北海道・帯広劇団演研『隣にいても一人』(作:平田オリザ/演出:片寄晴則)に客演、04年道東小劇場演劇祭 INアゴラ『隣にいても一人』に客演。その他、TV・映画・ CMなどにも数多く出演。桜美林大学、ジョン・ロバート・パワーズ・スクール講師。
基本的にタクシーはあまり好きではありません。タクシーに乗るとなぜ かイライラしています。つい運転手さんと、今走っている道が正しいルートなのかど うか言い争ったりしてしまいます。そんな私ですが、タク送のタクシーは好きです。 テレビドラマの収録などで終了が23:30を過ぎると局がタクシー券を出してくれてタクシーで帰る事ができるのですが、そんな時には実にゆったりとした気分で寛容になっている自分にビックリしてしまいます。道なんかどこ通ってもイイノヨ、少々遠回りしたってちゃんと着いてくれればイインダカラ、…なんて。一仕事終わったあと の開放感?…じゃぁないんですネ。つまりイライラの原因は、走る程に上がっていく タクシーメーターとオサイフとの因果関係にあったんですネ。そんな自身の器の小ささに気付かされて…。私はますますタクシーが嫌いになっていくんです。
大庭裕介 Yusuke Ooba 俳優
青年団。1974年東京生まれ。中学、高校時代をアメリカ、ニューヨーク州で暮らす。帰国後、筑波大学に入学。在学中に演劇活動を開始する。卒業後の劇団旗揚げ、主宰を経て、解散後、2001年、青年団に入団。2002年1月『冒険王』(作・演出:平田オリザ 於:こまばアゴラ劇場)、2003年2月、青年団海外交流企画ワークショップ公演『インディア・ソング』 (作:マルグリット ・デュラス/演出:ロラン・グッドマン 於:富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ)等に出演。音楽番組のMC、ショートフィルムへの出演等、舞台以外の活動も幅広く行っている。ソウル・フリンジ・フェスティバル正式招待作品である『三人姉妹』(作:アントン・チェーホフ/演出:三浦基 於・ソウル シアターゼロ)、日本初演のノルウェー劇作家ヨン・フォッセ上演シリーズ『ある夏の一日』(演出:三浦基)など、青年団リンク・地点の演出家三浦基との仕事も多い。
岡田照幸 Teruyuki Okada ピアニスト
東京藝術大学器楽科(ピアノ)を経て、ポーランド国立クラクフ音楽大学研究課程修了。宗広裕詩、遠藤道子、田村宏、故ハリーナ・チェルニー・ステファンスカの各氏に師事。1972年、毎日新聞社主催学生音楽コンクール入賞、1981年、スペイン・マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール入賞、1991年函館音楽協会奨励賞受賞、1995年、青森県芸術文化奨励賞受賞。ニューヨーク・アメリカショパン協会、ポーランド協会主催によるカーネギーホールでのソロ及びデュオリサイタルほか、日本フィル、ヤナーチェク、ヴィアノヴァ、新ブダペストなど多数のオーケ ストラ、四重奏団との共演も多数。現在はフリーで演奏、講演、コンサート企画・プロデュースで活躍しているほか、RABラジオ番組『夢ラジオ』「タッチはピアニシモ」、テレビ番組「生テレビ」パーソナリティー「そういえば、、、校歌」)に出演中。
工藤規雄 Norio Kudo アートディレクター
Griffe inc.主宰。青年団・本公演の宣伝美術をすべて担当。タイポディレクションには定評があり、
『卯の卵』はJAGDA 年鑑2004(日本グラフィックデザイナー協会)に収録され、『真赤な白』はTDC年鑑2004(東京タイポディレクターズクラブ)に収録される。2004年6月、写真集『然− Crude−』を上梓。JAGDA 、TDC会員。
現実としては、あり得ないはずの時間が音楽とともに流れ出す。
「うさぎ庵」は普段の活動では味わえない心地よく自由な時間を
デザイナーの村上と私に提供してくれました。
2004年『星守る犬』に寄せて
佐藤誠 Makoto Sato 俳優
1975年生まれ。弘前大学理学部数学科卒業。大学在学中であった96年に弘前劇場に俳優として参加し、様々な公演に出演する。99年からは制作を兼任し、以降、2005年の退団まで全演目で制作を担当。その間、青森県舞台芸術学校第I期〜III期(2000〜2002年)や、タイ+フィリピン+弘前劇場国際共同作品(2002年)の制作も手がける。舞台以外では、ラジオドラマ『シュウさんと修ちゃんと風の列車』(99年)・『2001年の三段ドロップ』(2001年)などにも出演。退団後フリーに。現在は畑澤聖悟が主宰する「渡辺源四郎商店」のプロデュースや、その他様々な演劇公演に俳優・制作として関わっている。
道に迷いました。
私は基本的に、知らない街を歩いていても、なんとなく
「こっちかな」などと感覚的に進路選択をし、高確率で
目的地またはその近辺まで辿りつくことが出来ます。で
すが、予想を大外しすることもままあり、気づいたら全
く逆の方向に向かっている、なんてことも時々ではあり
ますが、あります。
で、道に迷いました。
さすがにもう完全に行き先を見失い、へろへろになって
歩いていたら、あるじゃないですか、なんか、庵みたい
のが。何故にこんなところに!?みたいな感じで。「お
兄さん、ちょっと寄って行きなさいよ」と声を掛ける客
引きがいたかどうかはもう覚えておりません。誘われる
ままに(誘われたんじゃん)そこへ入り、女に囲まれ、
茶菓子などつまみつつニヤニヤしているうちにすっかり
このザマです。ごめんなさい。
でもここで一休みするうちにいろんなことがわかってき
ました。今までどういう道を辿って私はここへ行き着い
たのか、この先どっち方面に何があって、どんなふうに
なっているのか、とか、そういったことが。
また立ち上がり、歩いて行けそうです。ありがとうござ
いました。また寄らしてください。
申そげ
1975年1月26日生まれ。三重県出身。97年韓国ソウ ル東国大学演劇科卒業。99年青年団入団。平田オリザ作・演出作品への出演は、『ソウル市民1919』『冒険王』『忠臣蔵ー修学旅行編』『御前会議』。同劇団の公演を中心に舞台で活動している。他に 三浦基演出の『三人姉妹』『かもめ』(青年団リンク・地点公演)にも参加。工藤千夏演出作品は、この1月の東京国際芸術祭2007アメリカ現代戯曲&劇作家シリーズVol.2 ドラマリーディング『素晴らしい事が終わるとき―歴史とわたしとバービー人形―』に続いてニ度目である。
あんまりタクシー乗りませんが、ネコが病気したときだけは別です。大きなケージ(ネコを入れるプラスチック製の箱)を抱えて、ものすごい形相でタクシーを捕まえます。ドアが開くと「運転手さん、ネコ乗せてもいいですか?」とドラマチックにお願いします。このとき、ネコも私も死んじゃうよ〜!みたいな雰囲気でお願いすると100発100中、乗せてくれます。そして運転手さんが動物を飼ってたり、ネコ好きだったら、ラッキーです。「かわいそーにねぇ、どこが悪いの?急いであげるからね、え?代金なんていらない、いらない、ネコちゃんの命にゃ変えられないもんねぇー」という展開になります。いや、そんなことは1度もないけれど。そーなればいいかなぁ〜なんて...思って書きました。
病院からの帰りはまたタクシーに乗るのかって? いいえ、必ずバスに乗ることにしています。
杉山至 Itaru Sugiyama 舞台美術家
青年団。Co-Art's突貫屋主宰。舞台美術家協会会員、二級建築士、桜美林大学非常勤講師。青年団のすべての舞台美術を担当する他、
渋谷から家に帰る途中、国道246号の喧噪を抜けると坂がる。
その下り坂の途中にさしかかると、この季節月がいきなり
顔を出す。夏の熱い夜、ちょっと酔っぱらったような月だ。
それを見るとなんだか安心する。
こんなに明るい東京の夜なんだけれど、今日も月は待っている。
うさぎの住む月の庵。そんな場所が舞台に創れたらな〜。
2004年『星守る犬』に寄せて
谷本進 Susumu Tanimoto 俳優
NEVER LOSE主宰。外部公演への出演は、青山演劇フェスティバル1999ー再生『胸騒ぎの放課後』(台本:金杉忠男、 演出:篠塚祥司、中野精子、1999年、青山円形劇場) 青年団第41回公演『上野動物園再々々襲撃』(原案:金杉忠男/構成・演出:平田オリザ、2001年4月、利賀・ 新緑フェスティバル、シアタートラム)、 青年団国際演劇交流プロジェクト2002『エクリプス −蝕−』(作:バリー・ホール/演出:長谷基弘、2002年4月、こまばアゴラ劇場)。
こっそり訪れましたが、最高のリハビリになりました。
実験的な試みでしたが、とても意欲的に作品に取り組め
ました。これで、やっと大事な物だけ残して、今までの
人生全てリセット出来そうです。 ありがとうごさいまし
た。 2004年『星守る犬』に寄せて
中川 梨絵 Rie Nakagawa チェリスト
新潟市出身。11歳よりチェロを始める。2000年昭和音楽大学器楽学科演奏家コース卒業。在学中、カミーユ・サン=サーンス「チェロ協奏曲」を大学オーケストラと共演。卒業後、サントリーホールデビューコンサート、王子ホール新人演奏会などに出演。2000年「第11回京都フランス音楽アカデミー」に参加。2001年より渡米し、ロサンゼルスにて研修を積む。2002年帰国後、2004年3月まで昭和音楽大学合奏研究員として勤務し、現在はフリーで東京都内、横浜市、金沢市、新潟市、山形県、群馬県、沖縄県等、各地でソロ・室内楽・オーケストラで演奏活動中。これまでに、チェロを鷲尾勝郎、アウトゥーロ・ボヌッチ、フィリップ・ミュレール、菅野博文、ダニエル・ロスミュラー、室内楽を川上久雄、松田洋子の諸氏に師事。
芝居に対しての興味、知らない世界に入る不安と共に、
うさぎ庵を訪れました。最初、ピアノ伴奏付きの曲を無
伴奏で弾くことや、曲の中の伴奏部分などを細かく、ま
た劇中必要でない部分を大幅にカットして弾くことは、
私にとって居心地が悪く、私をさらに不安にさせました。
しかし、庵主と三人の役者さんと稽古を進めるうち、私
の居場所、役割が見えてきて、芝居の中にいる不安が心
地よい緊張に変わりました。そしてチェロの魅力を再発
見できたことをとても嬉しく思っています。
2004年『星守る犬』に寄せて
西本彩 Aya Nishimoto 照明家
青年団。青年団リンク・地点、KAKUTAなどさまざまな劇団で活躍。工藤の初公演『D』のために、NYにわざわざ明かりをつけに来て以来、うさぎ関連のほとんどの芝居の照明を担当。
うさぎはどこにいるのだろう。
2004年『星守る犬』に寄せて
丹羽剛 Tsuyoshi Niwa ソプラノサックス奏者
16歳よりサックスを演奏。国際基督教大学卒業後、ニューヨークに渡り、George Garzone, Phil Markowitz, Reggie Workman, Dave Liebmanらに学ぶ。97年にはアルバム『Sequence X』を、00年には『Internal Dance』を制作。イタリアEMI専属アーティストAmalia Gre'のバンドメンバーに起用され、04年春にイタリア国内21箇所、さらに夏には14箇所のイタリア・ツアー後、一時帰国。日本での本格的なライブ活動も開始。また、04年、『Internal Dance』のレーベル再発が決まり、ローマでボーナストラックを録音(共演Riccardo Biseo, Francesco Puglisi)。日本でも発売が決定している。
羽場睦子
93〜98年金杉忠男アソシエーツ在籍。『POOLSIDE2』『ママの部屋』『踊り子』他出演。以後フリー。最近の主な出演作品 『“鈴”とファンファーレ』ONE OR8、『初雪の味』青☆組、 『こどもの国、おとなの城 』無機王、『ゼロの柩』風琴工房、 『上野動物園再々々襲撃』青年団(平成13年読売演劇大賞・優秀作品賞受賞)など多数客演。
私がタクシーを利用する時は、大体非常時。さすがに最近では終電に乗 り遅れることは無くなりましたが、終バスを逃す時はたまにあり(芝居の打ち上げ帰りなど)、そんな時はメーターを気にしながら居心地悪く座席に腰掛けています。運転手さんは、さぞかし酒臭い客だと思っているのでしょうね。どうも貧乏性にはタクシーのメーターと、寿司屋のカウンターは、心臓に良くないです。でも最近は、どちらもカードが利くので助かりますね。
水下きよし Kiyoshi Mizushita 俳優
花組芝居。朗読中心の個人ライブ『ON-DOKU』や、南青山MANDALAの変わり種とし てすっかり定着した、まったりトークライブ『弾丸列車』などの活動以外に、昨今はドラマティッ クカンパニー第一41回公演『仇討』(作/井上ひさし、2003年11月、東京芸術劇場小 ホール1)、花組芝居OFFシアター『その鉄塔に男たちはいるという』)作:土田 英生、2004年7月、銀座小劇場)など、演出にも意欲的である。
シリウスよ
何を照らしている
おおいなるかがやきが 畏怖れさす 人々を
天空の穴に 吸い込まれる
それとも 見つめているのか 満つめているのか
こんなにも愚かで 愛しい 人々を
天空にかがやく大犬 ありがとう
2004年『星守る犬』に寄せて
村川虹子 Nijiko Murakawa 俳優
青森市浦町生まれ。1974年劇団雪の会に入団。同年、初舞台『津軽に消えた』(作:篠崎淳之介、演出:牧良介 )では、東京・渋谷ジァンジァンでも公演を果たす。以後、雪の会の多くの作品に出演。また、『ペダルの男 1+1』(作:古川壬生、演出:笹原茂朱)、劇団夜行館公演『まぼろしの黒髪きたり 紅き音色の笛を吹く』(作・演出:笹原茂朱)など客演も多数。舞台に立っていないときは、青森市内の某デパートの紳士コーナーで、笑顔いっぱいで接客しているとか……。
作・演出の工藤千夏さんから芝居の件でお手紙を頂いて、
嬉しくてたまりませんでした。芝居のテーマである「真実
なのか。嘘なのか。」というミステリーを感じながら、練
習を重ねるたびどんどん不思議な世界に入り、いつのまに
かすっかり役柄にのめり込んでしまいました。今回、佐藤
誠さん、森内美由紀さんと共演させて頂き、お二人の芝居
に対する情熱をひしひしと感じながら貴重な体験をするこ
とができました。感謝いたします。
2005年『卯の卵』に寄せて
森内美由紀 Miyuki Moriuchi 俳優
青森県立弘前中央高校演劇部をへて、他大学でありながら弘前大学演劇部劇団MAPLESに無理やり所属。在学中に、オーディションで青森演劇鑑賞協会創立35周年記念プロデュース公演『じょんから万燈おんな唄』(作・演出 篠崎淳之介 1990年)への出演を果たす。その後、弘前劇場に1991年より参加、以後14年間に渡り数多くの作品に出演する。この間に、青年団+弘前劇場合同公演『この生は受け入れがたし』(作・演出 平田オリザ 1996年)に出演。2005年4月弘前劇場退団、現在フリーとして活動中。
言葉でしかわからないものがあります。
言葉でも、わからないものもあります。
そんな当たり前の事を、この庵で感じています。
長年住みなれた場所を離れました。
一番最初に訪れたのが、この場所です。
山村崇子 Takako Yamamura 俳優
青年団。90年『科学するココロ』以来、ほとんどすべての青年団本公演に参加。なかでも、『ソウル市民』『東京ノート』『海よりも長い夜』(作/演出:平田オリザ)、青年団プロデュース『夏の砂の上』(作:松田正隆、演出:平田オリザ)は印象深い。映画『東京夜曲』(監督:市川凖)にも出演。
「うさぎ庵」という乗り物にのせられ、空中をぷかぷか
漂いながら、工藤さんのいれてくれたおいしいコーヒー
をのみながら、幾晩か不可思議な夢をみて、ポトリと地
上に落とされた、気がします。
2004年『星守る犬』に寄せて
山本雅幸
1981年6月2日生まれ。神奈川県川崎市出身。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒。2003年より青年団に参加。『S高原から』『ソウル市民 昭和望郷編』(共に作.演出:平田オリ ザ)、青年団リンクRoMT『髪をかきあげる』(作:鈴江俊郎 演 出:田野邦彦)、文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾『地下室』(作.演出:松井周)、若手自主企画『別』(作.演出:多田淳之介)などに出演。また、客演として、ポツドール『男の夢』(作・演 出:三浦大輔)、五反田団『ニセS高原から』(原作:平田オリザ、 作・演出:前田司郎)、東京デスロック『社会』(作・演出:多田淳之介)などに出演。
小学校低学年のとき、電車の最寄り駅がバスで7〜8分くらいかかるところに住んでいました。普段はバスを使ったり、歩いても30分はかからないので歩いたりするのだけど、家族全員でおでかけ、という時だけタクシーを使っていました。そんなわけで、私にとってタクシーは、いまだに家族の匂いがする乗り物です。